Mac版Steamだけで何が遊べるのか〜ネイティブ対応の実情と、Steam経由だとRosettaで動いてしまう話〜
互換レイヤーを使わず、Mac版Steamだけでどこまで遊べるのかを実測しました。ネイティブかRosettaかを見分ける手順と、同じゲームがSteam経由だとRosettaで動き、直接起動するとネイティブで動くという結果まで。CPU時間は1.44倍でした。
プログラミングや3DCGで何か作りたいと思っているエンジニアがいます
互換レイヤーを使わず、Mac版Steamだけでどこまで遊べるのかを実測しました。ネイティブかRosettaかを見分ける手順と、同じゲームがSteam経由だとRosettaで動き、直接起動するとネイティブで動くという結果まで。CPU時間は1.44倍でした。
Whiskyの開発が終わったあと、Macで何を入れ直せばいいのかを実測でまとめました。移行先ごとの導入容量と所要時間、22GBのボトルのうち持ち出す価値があるのは2.7MBだけだったこと、そして同じWarframeがWine 11.14では起動すらしないのに11.13では動くという結果まで。
Whiskyの開発が終わって1年3か月。MacでWindowsゲームを遊ぶ手段は、Mac版ネイティブ・無料の互換レイヤー・CrossOver・クラウドゲーミング・仮想マシンの5つに整理できます。実測値と2026年8月時点の各ツールの版を並べ、目的別・予算別の判断表にまとめました。
AppleがGame Porting Toolkit 4で、AIコーディングエージェント向けのスキル24本をApache 2.0で配り始めました。中身を読み、その手順どおりにDirectXのシェーダ(DXIL)をMetalのライブラリへ変換し、実機のM4に読み込ませるところまで確認しています。前回のp967では動かせなかったGPTK 4ですが、シェーダ変換だけはWine不要でmacOS 26のまま動きました。再現できるようコマンドと版を全部載せています。
MacでWindowsゲームを動かすApple純正のGame Porting Toolkit。M4に導入して測ったところ、64bitのDirectXなら47〜48fpsで動く一方、32bitアプリはD3DMetalを一切通らずOpenGLに落ち、SteamはCEFの壁で今回も動きませんでした。公式のGPTK 4もライブラリ差し替えでは動かず。つまずいた原因を層で仕分けると、遊べるかどうかを決めていたのはD3DMetalではなくWineの側でした。
どちらもCPUにGPUを内蔵しメインメモリを共有する「統合メモリ」構成。Apple M4(Mac)とRyzen 7 7840HSのRadeon 780M(ミニPC)で、同じQwen2.5-Coderの7B・14Bを同じ条件で走らせて比べました。生成速度は7BでM4が19.55 tok/s(MLXなら22.60)に対し780Mは13.37、14BはM4 10.69に対し780M 6.72。M4が約1.5倍速い一方、メモリ帯域の差は120GB/s対89.6GB/sの1.34倍しかありません。帯域だけでは説明できないこの差の正体を、iPhone由来のApple GPUとグラフィックボード由来のRDNA 3という両者の設計の出自から掘り下げます。
Macでゲームが増えた背景を調べました。2020年のApple Silicon移行で何が変わったのか、統合メモリがなぜゲームに効くのかを図解。「PCも内蔵GPUなら同じ構成では?」という疑問にも、メモリバスの太さ・タイル方式という描き方の違いから答えます。Metal 4のフレーム補間、2026年7月のGPTK 4 betaでGTA Vが106→176fps。一方でSteamのシェアはmacOS 2.21%とLinuxを下回っており、反チートのカーネル問題・DirectX資産・鶏と卵という3つの壁も正直に整理します。
MacでWindowsゲームを動かす無料ツールWhiskyは2025年4月に開発終了しました。では今、無料でどこまで遊べるのか。M4のMacで実際に試したところ、Whisky本体は最新のmacOSでも動くのに、Steamを起動した途端に自己更新が走って起動不能に。Wineを7.7から11.13へ入れ替えると復旧しましたが、今度はSteamもWarframeのランチャーも画面が黒や白のまま。日本語が豆腐になる問題の直し方と、Rosetta 2終了でこの方式に期限があることまで記録しました。
前回書いた「806MBの崖」は間違いでした。実物のQwen2.5をCore MLに変換したところ、943MBのモデルが演算の99.7%をANEで実行。原因を1つずつ切り分けると、正体は「約2GBのサイズの壁」と「特定の形だけ落ちる落とし穴」の2つでした。bisect_modelで分割すれば1.5B・3BもANEに載り、1.8倍速くなります。
ネット接続なしで動くAIアプリをMacで自作。軽量LLM(Qwen2.5-3B・gguf)をllama-cpp-pythonでデスクトップアプリに直接組み込み、PySide6のGUIで文章生成・要約をオフライン実行。Apple SiliconのGPU(Metal)で約38トークン/秒。インストール・モデル・コード・設定値まで再現できるよう解説します。
ComfyUIをMacのApple Silicon上で動かし、ノードベースで画像生成ワークフローを組んでみました。インストールから基本ワークフロー、実際の生成画像、img2imgでの作り変えまで実機で検証。WebUI(p914)との使い分けも紹介します。
OpenAI WhisperをMacのApple Silicon上で動かし、日本語音声を文字起こしするアプリを作りました。tiny/base/small/mediumの4モデルを実測比較。「AIが愛に誤変換される」など日本語特有のハマりポイントも紹介します。
GPUなし・クラウドなし。Apple M4のMPS機能を使ってStable Diffusion 1.5をMacで動かしました。セットアップの落とし穴(lzmaエラー・黒画像問題)から、ステップ数比較・ネガティブプロンプト・CFG Scaleの実測まで徹底的に検証します。